ときわ会

健康事業所宣言 ときわ会グループについて

職員食堂における『減塩食メニュー』の提供

常磐病院の職員食堂を運営して頂いている『テンミール』さんのご協力のもと、減塩食メニューの提供を始めました。従来のメニューに加えて塩分を抑えながらも、美味しさ兼ね備えていていますので、職場での食事を楽しみながら健康づくり・生活習慣病対策を考えて頂きたいと思います。
また、今後も職員の皆さんからのご意見を参考に、健康志向の食事を提供して健康で働ける職場づくりを行ってまいります。

当法人の職員食堂は、福利厚生の一環として費用補助をしているため、とても安価な負担で利用することができます。また、食堂は改修工事を予定しており、座席数を増やしてゆっくりお昼の時間を過ごして頂けるようになります。

管理・指導職員向けメンタルヘルス研修の開催

近年、事業場におけるメンタルヘルス研修は非常に重要なテーマであります。
職員のメンタル不調による休業等は労使共に大きな損失となることから、ときわ会では指導職(主任)以上の管理監督職を対象にメンタルヘルス研修を行っています。研修での学びを日々の指導・管理業務において、職場全体でメンタル不調者発生の予防並びにフォローアップに取り組んでまいります。
メンタルヘルスケア研修は指導職以上を対象に定期的に行い、また、新規昇格者に対しても行うことこで、常に新しい知識・情報を職場全体で共有して医療職として働きやすい職場づくりを目指します。

『職員のメンタルヘルス研修~ラインケア~』

講師 医学博士・産業医
津田 健司
対象者 管理・監督職
主任(指導職)以上
開催場所 常磐病院北棟6階 講堂

2018年度の研修の様子
業務時間中の開催にもかかわらず、多くの職員が参加してラインケアについて理解を深めました。

女性職員向け『健康問題セミナー』の開催

ときわ会は子育世代の就業支援、その他さまざまな労働環境改善・向上の取り組みを行っています。
組織経営の重要要素として「ヒト」「モノ「カネ」、加えて「情報」が四大要素と言われますが、とりわけ重要なのはやはり「人(ヒト)=職員」です。特に医療業においては、他業種に比べて働く女性割合も高く、深夜を含む交代勤務やストレスのかかる対人業務など職員の健康管理は特に重要なテーマであると考えます。

ときわ会では職員を最も大事な資源と考え、全職員を健康面でも支援していく方針です。全職員の8割近くを占める女性職員を対象に「女性特有の健康問題」をテーマに定期的な勉強会を行ってまいります。勉強会を通して、部門をまたいだ職員同士の交流の場としても活用して頂きたいと考えています。

女性健康セミナー

第一回テーマ 『更年期障害』
講師 ときわ会常磐病院
産業医 小松 恒彦
開催場所 常磐病院北棟6階 講堂

2018年度の研修の様子
たくさんの女性職員が参加して熱心に講義を聞いていました。質問の多く飛び出し、とても有意義な時間となりました。

【2019年度の活動報告】

職場全体の健康意識の向上を目指して~

昨年の健康事業所宣言を機に、職員自身の健康意識を高めてもらうために2019年度も職員向けの健康セミナーを各種実施します。本年度はテーマ・対象者別に4つのセミナーを順次開催いたします。健康をテーマとした内容で定期的に実施することで、職場全体で健康意識を高めて生産性の向上と質の高いサービス提供に努めてまいりたいと考えております。

2019年度の職員向け健康セミナー

実施日 対象者
管理職者研修 2019年9月25日(水) 管理職者(昇格者、課長職以上)
メンタルヘルス研修 2019年10月3日(木) 2019年度新入職者
女性職員向け健康セミナー 2019年10月7日(月) 一定年齢の女性職員
生活習慣病対策セミナー 2019年10月9日(水) 定期健康診断結果に基づく対象職員

管理職者研修の開催

昨年度に引き続き2019年度も一定の管理職者を対象として「健康」をテーマにした研修を実施いたしました。対象者を「新たに昇格した管理職者」と「課長職以上」として毎年度定期的に実施することとしています。一般職員を指導管理する立場にある管理職には職員の「健康管理」についても知識を深めてもらうため、産業医を講師として研修会を行っております。

講師 常磐病院健診センター長
産業医 小松 恒彦
開催場所 常磐病院健診センター
開催日 2019年9月25日
対象者 ① 昇格者(一定職位以上)
② 課長職以上(定期実施)

2019年度開催の勉強会の様子

新入職員向けメンタルヘルスセミナーの開催

昨年度は管理職者向けに実施したメンタルヘルスセミナーを2019年度も開催しました。本年度は4月以降に入職した職員を対象に研修会を実施いたしました。入職当初は職場環境にも業務にも不慣れなためメンタル不調に陥りやすい時期と言えます。産業医の津田先生に日常的な事例を交えながら楽しく分かり易くお話を頂いました。

講師 医学博士・産業医
津田 健司
開催場所 常磐病院健診センター
開催日 2019年10月3日
対象者 4月以降に入職した職員

2019年度開催セミナーの様子
たくさんの職員が集まり活発な勉強会となりました。

女性職員向け健康セミナーの開催

ときわ会は子育世代の就業支援、その他さまざまな労働環境改善・向上の取り組みを行っています。2019年度も一定の条件に該当する女性職員を対象に健康問題についての勉強会を開催しました。今回は「乳がん」をテーマに診療放射線技師の白土係長にお話をして頂きました。乳がんは女性だけの疾病ではありませんが、女性従業員が7割を超える当法人のような職場では重要なテーマであります。
女性技師ならではの視点での講話となり大変有意義な内容でした。また、マンモグラフィ検査にあたる女性技師が身近にいることも非常に心強いといえます。今後も女性にとって身近なテーマで継続的に勉強会を開催していきたいと考えております。

女性健康セミナー

第二回テーマ 乳がんのお話
講師 診療放射線技師
係長 白土 恵
開催場所 常磐病院 北棟6階講堂
開催日 2019年10月7日
対象者 一定年齢に達する女性職員

2019年度開催セミナーの様子

生活習慣病対策セミナーの開催

公益財団法人ときわ会では健康経営への取り組みの重点施策として「生活習慣病予防施策の強化」を掲げています。職員は医療人である以上、心身ともに健康であるべきだと考えています。
今回は前年度定期健康診断の結果、一定条件に該当する職員に集まって頂き勉強会を開催しました。常勤医師の下郡先生に「メタボリックシンドロームとは」というテーマで分かり易くお話をして頂きました。病気になる前の「予防」という視点で忙しい日常でも取り組みやすい例などを教えて頂きました。
ときわ会としては今後もこのような勉強会を定期的に開催しながら、職員が自身の健康問題に向き合う機会をつくっていきたいと考えています。

テーマ メタボリックシンドロームについて
講師 医師 下郡 佳
開催場所 常磐病院 北棟6階講堂
開催日 2019年10月9日
対象者 平成30年度定期健康診断において一定条件に該当した職員

2019年度開催勉強会の様子

協会けんぽ福島支部「健康経営セミナー」での取組事例発表

公益財団法人ときわ会は2018年に『健康事業所宣言』をし、できることからコツコツと職員の健康増進の取り組みを始めました。その取り組みについて国(経済産業省)が行う認定制度『健康経営優良法人 ホワイト500』としても認められました。大規模法人でのホワイト500認定を受けたことは福島県内の医療法人事業所としては初めてのことです。この度、協会けんぽ福島支部から「ときわ会の取組事例を紹介してほしい」との依頼を受け、令和元年度健康経営セミナーに参加して小松恒彦先生が代表で事例紹介の発表をしてきました。今後も健康保険の保険者である協会けんぽ福島支部様とは各般において友好な協力体制を築いてゆきたいと考えております。

イベント 令和元年度健康経営セミナー
開催場所 コラッセふくしま
(福島市三河南町)
開催日
時間
2019年10月8日(火)
午後1時30分~4時

主な内容

開会 福島支部長あいさつ
基調講演 東京大学 未来ビジョン研究センター
特任准教授 井出 博生 先生
『従業員の健康投資で会社も社会も大変身!』
事業説明 福島県の取り組みについて
福島県健康づくり推進課
事例報告 わが社の健康づくりの取り組みについて
1.株式会社 三本木ジオテック
2.株式会社 大関警備
3.公益財団法人 ときわ会
講評 井出先生による講評
事業説明 協会けんぽ福島支部の取り組みについて
協会けんぽ福島支部 総務企画グループ
閉会 閉会挨拶




セミナーでときわ会の事例発表を行う小松医師
(その他の様子)

全国健康保険協会 協会けんぽ 福島支部の広報誌に掲載されました

「全国健康保険協会 協会けんぽ 福島支部」の2019年度発行の広報誌「健康事業所宣言 取組事例集」に、公益財団法人ときわ会の取り組みが掲載されました。職員の禁煙や減塩、カロリー摂取量に配慮した昼食の提供、またメンタルヘルス教育など、公益財団法人ときわ会が推進する様々な取り組みを取り上げて頂きました。また、全国健康保険協会 協会けんぽ 福島支部発行の「健康事業所宣言だより(令和元年冬号)」にて、小松恒彦医師による取り組み報告の内容が掲載されました。

全国健康保険協会 協会けんぽ 福島支部 広報誌 2019年発行号(PDF)

全国健康保険協会 協会けんぽ 福島支部 広報誌・令和元年冬号(PDF)