文字サイズ:

子宮頸がん検診の重要性子宮頸がん検診の重要性

 下記の年代別の子宮頸がん罹患率(発症率)をみてもわかるように、子宮頸がんは若い年齢層に多い「がん」です。通常、「がん」は高齢になればなるほど発症率が増加します。しかしながら子宮頸がんでは20代からすでに増え始め、妊娠・出産・育児(子育て)など女性にとってもまた家族にとっても大変重要な時期に多く発症する傾向があります。一方、子宮頸がんは予防できる時代になりました。HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)が開発され、これを接種することで7割方の子宮頸がんは予防できるであろうと考えられています。

 また、「子宮頸がん検診」は数ある「がん検診」の中でも最も精度の優れた検診です。「がん」になる前の「異形成」の段階で発見されれば子宮を摘出する必要はありません。手術も短時間で終わり、場合によっては入院の必要性もない手術法もあります。しかしながら、いわき市民の「子宮頸がん検診」受診率はわずか30%です。日本全国の平均も30%と言われており、欧米先進国の受診率70%以上に比べ、「子宮頸がん検診」の重要性を認識していない日本女性があまりにも多いことは残念です。子宮頸がんは「予防」「検診」で十分に撲滅可能な「がん」です。少しの勇気をもって、婦人科クリニックを受診しましょう!