臨床工学技士は医療機器のスペシャリスト。ME(Medical Engineer)やCE(Clinical Engineer)と呼ばれ、医学と工学の両面の知識を備えたメディカルスタッフです。医師の指示のもと生命維持管理装置の操作や管理を行っています。
現代の医療は高度な医療機器がなければ成り立ちません。医療機器を熟知し、安全に動くようにすることで医療を支えているのがわたしたちいのちのエンジニア、臨床工学技士です。
SECTION01
グループ全体 | 48名 | 常磐病院 | 23名 |
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専門認定資格
発表実績
掲載実績
SECTION02
常磐病院では、東北随一の規模の156台の透析用監視装置が稼働しており、500名ほどの患者様が透析治療を受けています。当院の特徴である全自動透析システムを駆使しオンラインHDF、間歇補充型HDF治療を積極的に行っています。
臨床工学技士は実際の治療への関わりから、透析装置の保守点検、透析液清浄化への取り組み、データカンファレンスの実施など、よりよい透析治療の提供を目指して日々の業務に励んでいます。
福島県内で初の導入となった手術支援ロボット『ダヴィンチ』をはじめ、多岐にわたる手術で医師を支えています。手術に使用する多くの高度な医療機器が安全に使用できるように、手術前の準備や機器管理を行っています。
2023年度 手術件数 : ダヴィンチ 187件 ・ラパロ 292件
CRRT(持続的腎代替療法)、アフェレーシス療法への関わり、人工呼吸器などの生命維持管理装置の操作や管理を行っています。各種医療機器は、計画的に保守点検を実施し中央管理化による効率的な運用をしています。またスタッフ研修により機器の安全な取り扱いのための技術力向上に取り組んでいます。
2023年度管理機器 20機種468台
SECTION03
高度な医療機器から命をつなぐ、安心・安全な医療を実現するため、日々自己研鑽に努めています。