ときわ会HOME > 健康診断・人間ドック > 内部被ばく検査
当院では、遮蔽に優れた立位型ホールボディカウンタを導入致しました。
2分間という短時間で、「甲状腺から体幹部」の内部被ばく検査を同時に行います。
FAX 0246-43-4191
※予約受付時間:月〜金曜日 8:30~16:30
・料金…無料
・検査場所…いわき泌尿器科
問診票の記入
↓
個室にて検査着にお着替え
↓
シンチレーションカウンターによる測定
↓
立位にて2分間静止
↓
個室にて私服にお着替え
↓
※測定当日に医師による診察は行いません。
結果報告書に同封されている「放射線相談外来申込書」に必要事項を記入のうえ、FAXにてご予約ください。
すべて郵送となります。
説明を希望される方は、後日結果をもとに医師より説明があります。
結果報告書に同封されている「放射線相談外来 申込書」に記入して頂きFAXしてください。
1、 検査結果の説明 2、今後の生活指導 3、精査・専門医紹介
当院では、平成24年4月から稼働している内部被ばく検査器・ホールボディカウンターに加え、26年5月から、これまで実施できなかった乳幼児の内部被ばくを調べる検査機器「ベビースキャン」を導入致しました。
ベビースキャンは、乳児から身長130センチまでのお子さんを対象としております。これにより、これまでのホールボディカウンターと併せ、全年齢の方が内部被ばく検査を受診できることになります。また、「ときわ会」では、ホールボディカウンター同様、ベビースキャンも地域貢献の一環という考えのもと、無料にて検査を行います。
ベビースキャンもホールボディー検査同様、検査衣を身に着けての受診となります。測定機器の中に4分間横になります。
ベビースキャンの検出限界値は従来のホールボディカウンターの6分の1程度となる全身50ベクレル未満となり、かなり低い検出限界値になります。
内部被ばくだけを発見するのがホールボディカウンターの役割ではなく、今後の生活圏内での被ばく管理が目的ですので、現在被ばくしていないからと言って今後被ばくしない可能性がないわけではありませんので、五感で感じることが出来ない放射線の存在を知り、現在皆様が生活している圏内が安心して生活できる環境かを知るため、また健康をお守りするためにも定期的な検査にご協力していただければ幸いです。
バックブラウンドと呼ばれる、大気中にある放射線を遮蔽できるタイプになっております。
体幹部の測定範囲を可変型にすることによって検出範囲を440mm~740mm(高さ)とし、子供から大人までの幅広い方に対応できます。
1. ファントムによる定期的なキャリブレーション
2. 表示付認証機器(放射能標準ガンマ線源 )を用いた校正
FAXのみのご予約になっておりますので、ホームページからダウンロードしてご予約ください。
物体の表面に付着した放射線物質の測定に適しているため、測定できません。
測定には、ホールボディカウンタ、もしくは尿や便などの排泄物に含まれる放射性物質の量をもとに推定する「バイオアッセイ法」を用います。
現在、いわき市の水道水の放射性物質の測定結果をみると、「不検出」となっており、飲用水として問題ないようです。
現在、空気中の放射性物質はかなり低い値ですので心配はいりません。
お店で売られている農作物は検査を受け、基準値をクリアしているので問題ありません。
より放射性物質を少なくするには、ぬるま湯で野菜を洗うと7割~8割程度除去できるという実験データがあります。
自生しているキノコや自分で採りに行った山菜等、検査を十分に受けていないものに関しては注意が必要です。
体内に取り込まれた放射性物質は尿や便などで排泄される「生物学的半減期」を考慮すると、ずっと体内にあるわけではなく、徐々に体外に排出されます。
年齢によっても排泄のスピードが変わり、年齢が小さければ小さいほど比例して排泄のスピードが速くなります。