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放射線科紹介放射線科紹介

寺田茂彦【放射線科医師】

画像診断は現代医療の場では欠かすことの出来ない重要な位置を占めております。
当科では、高機能CT(256列)や最新型MRI、浜通り初導入であるPET-CT(核医学検査) などの画像検査、血管内治療、画像情報管理の各分野において最新の医療機器により、適切な放射線検査や各診療科に対する適切な診療情報の提供に努め、常に多様化する患者さんのニーズに対応しています。

CT、MRI、透視検査、血管造影検査、PET-CT検査まで全ての画像所見を日本医学放射線学会の診断専門医資格を持った放射線科医が読影し報告書を作成しております。

また、近隣医療施設の先生方が必要とされる時に迅速に対応できる検査環境を整え、地域医療サービスの向上に貢献していきたいと思っております。

昨今の画像診断の進歩は目覚しく、全ての担当医がそれに精通することは非常に困難な状況になってきています。
放射線科医にとっては、病院にある画像診断装置の性能をできる限り引き出して、より情報量の多い画像を読影し患者さんの診療に役立てるのも使命のひとつと考えております。

認定資格

■日本医学放射線学会認定放射線診断専門医
■PET核医学認定医
■検診マンモグラフィー読影認定医

放射線部技師長 秋山 淳一

放射線部は現在12名の診療放射線技師が在籍しております。また読影は4名の非常勤医師の他に東京女子医大の支援を受け、日々の業務を行っております。

当科では、2011年6月にCT(SOMATOM Definition Flash:siemens)、MRI(MAGNETOM Aera:siemens)を導入し、また、同年7月にPET-CT(Biograph6:siemens)を導入しました。

CTは1台のCT装置にX線管球-検出器システムを2対搭載するDual Source Flash Spiral技術によって、従来のCT装置と比較しても2倍以上の撮影速度である最速43 cm/秒の撮影スピード、75msec(0.075秒)の時間分解能を実現し、胸部全体のスキャンを約0.6秒で撮影することが可能となり、特に冠動脈CTAに重宝しております。
不整脈のある患者さんや息止めが出来ない患者さんにもクオリティーの高い画像を提供出来ております。
また、当院は透析科を標榜し、多くの透析を実施しているため、透析患者さんのシャントCTAで3Dは勿論、4D撮影(動画)も取り入れ、IVRの治療にも役立ております。
MRIは70cmオープンボアデザインと145cmショートガントリによる開放的な検査環境となっており、閉所恐怖症の方でも安心して検査を受けて頂けるよう工夫した検査機器です。

また、Timテクノロジーを搭載しているため、広範囲撮像が可能となり、全身の検査が可能となりました。
当院のMRIの内訳は多くは泌尿器疾患で、前立腺や膀胱、腎臓、精嚢線等の検査を行っており、拡散強調画像を用い、特に前立腺がんの診断に役立てております。
PET-CTは福島県浜通りでは初めての検査機器で、近場で検査が出来るようになり、市内の医療機関と連携を密にすることで、共同利用が実現し、地域医療の充実に役立てております。
PET-CTはPET画像の質的診断とCT画像の位置的診断を融合し、がんの早期発見、早期診断に用いております。

当科は全てデジタルシステムとなっており、PACSを導入し、院内はフィルムレス運用をしております。
また、放射線科医が勤務している複数のサテライトと遠隔読影を行っており、迅速な読影結果の提供を心掛けております。

今後は、最新の画像診断機器と卓越した読影能力をもとに、皆様にクオリティーの高い画像診断を提供する所存でございます。

放射線部検査件数

  2012年 2013年 2014年 2015年 2016年
一般撮影 23,540件 23,586件 26,278件 27,751件 32,015件
透視検査 1,628件 1,682件 1,946件 1,889件 2,525件
マンモグラフィ 1,186件 1,114件 1,128件 1,158件 1,817件
CTスキャン 5,463件 5,683件 6,292件 7,691件 8,107件
MRI 2,829件 2,836件 3,197件 3,559件 4,058件
PET-CT 787件 1,021件 1,272件 1,347件 1,444件
ESWL(体外衝撃波結石破砕) 140件 217件 205件 227件 199件
IVR(透析シャント) 338件 684件 927件 1,022件 1,054件
ホールボディカウンタ(WBC) 5,122件 3,246件 838件 847件 658件