先日から当苑の売店に試験的に洋服を陳列するようになりました～


当初から私（施設長・鯨岡）は売店にアイスを置いてほしいということでお願いしておったのですが、
なかなかそれが実現せず・・・


それなのになぜか無関係な洋服が試験的に置かれるようになってしまったのです。

正直私はこれに気乗りせず、「まぁ、試験的だから短期間置けばいいだろう」と思っていました。




そ、れ、が、！



店員さんに反応を聞いてみたところ、これが非常に良いというのです。

その声というのが、

「懐かしいわ～」
「心がなごむ」
「久しぶりだわ～」
「見てるだけで楽しい」
「こういうのがあるとやっぱりいいわね」
「いつもお嫁さんに買ってきてもらってたけど、本当は自分で選びたいのよ」

等など、入所通所のご利用者さまからご家族まで、ご婦人方に大好評なのです。

そう、洋服を買う買わないに関わらず、店で服を眺めるというのは女性にとって大きな楽しみであり、
生活の一部だったんですね。


これが、楢葉ときわ苑の木田副施設長がよく言っている、「作業」なのか、
と非常に納得した次第です。


考えてみれば、大きな病院に行くと、必ず女性物の洋服売り場があったりします。

私は「こんなの（失礼！）、いったい誰が買うんだろう・・？」といつも思っていました。


ところがどっこい、これが大きな盲点だったんですね。


怪我の功名と言いますか、アイスなんかを入れるより、はるかに大きな効用があったんですね。


この洋服コーナーが定着化するかどうか、今後も見守っていきたいと思います・・