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2012年09月03日
みなさん、こんにちは!副施設長の木田佳和です。
残暑が厳しいですが、いかがお過ごしですか?
十分な休息や栄養・水分補給をして、残暑を乗り切りましょう!
当施設でも、室内の温度管理や水分補給には、かなり気を配っています。
しかし、認知症の利用者様に水分摂取を拒否されることは少なくありません。
入浴拒否などもあったり…(涙)
ただ、利用者様がこのような行為をするのには、必ず何かしらの理由が存在します。
そのようなときに問われるのが、職員の姿勢です。
いかに、利用者様の語りを、誠意をもって傾聴ができるか。
利用者様の心に寄り添う接し方ができるか。
そして、職員中心ではなく『利用者様中心』の考え方を基にした対応ができるか。
利用者様の言動は、職員の声かけの仕方・そのときの表情などで劇的に変わります。
単に丁寧な口調で話しかければ良いというわけではありません。
心がこもっているかどうかは、すぐに伝わるものです。
心を込めた日々の声かけは、利用者様の硬く閉ざされた心を溶かしていきます。
職員の日々の温かな声かけによって、以前のような強い拒否が減り、今までにはなかった優しい言葉をかけてくださるようになった利用者様もいます。
その方の語りに合わせ、誠意をもって接すれば、必ず心を開いてくれる。
改めて職員に教えられました。
当施設には、そんなことができる職員がたくさんいます^^