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2012年09月29日
みなさま、こんにちは。介護支援専門員の山田です。
今日は、入所者様の生活スペースの「飾り付け」についてお伝えしたいと思います。
楢葉ときわ苑の入所者様は、現在、小名浜ときわ苑のユニット棟2・3F部分にて生活しています。
昨年は、震災の影響もあり、今後どうなるのか不安の中、入所者様の身の回りのお世話をさせて頂くことで精いっぱいでした。入所者様達の生活空間について、目が行き届かなかったことがあったと思います。
そんな中でも、試行錯誤しながら、少しでも変化のある毎日を過ごしていただけるように、様々な掲示や飾り付けを行ってきました。
4月のお花見の時期には、入所者様達との会話の中で、地元の桜の話が出てくるようになりました。そのため、各階の廊下に「夜ノ森の桜」の写真を数枚展示してみました。
入所者様達からは「夜ノ森の桜を思い出すな~」などの話が聞かれ、懐かしんでいるようでした。
(^-^)
最近では、定期的に「書道クラブ」も開催されるようになり、作品を展示させて頂いております。(写真)季節に関係するものを書くことが多いのですが・・・次第に「自分の好きなもの」や故郷の地名を書かれる方も出てきます。
やはり、みなさん故郷には特別な思いがあるようですね。
また、ときどき小名浜ときわ苑で開催される「華道」にも参加させて頂きます。写真は、その時入所者様が生けたものです。せっかくなので、食堂テーブルなどに飾らせて頂きました。
普段、何もないテーブルが花を飾ることで少し素敵な空間になりますね!
入所者様とのかかわりの中で、生活の中には彩(いろどり)が必要なんだな~と感じている今日このごろ・・・です。(*^。^*)