台風19号による被害に遭われた皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。


台風接近に伴う対応から現在の状況についてご報告いたします。


台風が関東・東北に上陸した10月12日、私達は施設の裏を流れる川が氾濫する危険性が高まったと判断し、施設開設以来初めてとなる1階の利用者様を2階へ避難していただく対応をとりました。


施設周囲の状況や川の水位を見守りながら不安な一夜を過ごしましたが、幸いにも、当施設の利用者様や建物への被害はなく、翌日の朝には元の部屋に戻っていただくことができました。現在も停電や断水などの被害はございません。


その後、連絡の取れない利用者様の安否確認のため被害の大きかった地域に赴きましたが、想像を絶する被害状況を目の当たりにし言葉を失いました。


河川の氾濫による被害があった地域の復旧には、かなりの時間がかかりそうです。


現在当施設では、被災された方の緊急入所の要請が続いており、各部署で協力しながら受け入れを行っているところです。


今後も私達は、被災された方々のためにできることを考え実践していく所存です。


いつ、如何なる時でも、地域の皆様と共に歩む施設でありたいと思います。


被災された皆様の1日も早い復旧・復興を、心よりお祈り申し上げます。


施設長　木田佳和