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2014年05月31日
みなさん、こんにちは。
在宅支援リハビリテーション部の秋山真衣美です。
ここ数日、暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
この時期は体が暑さに慣れておらず、体調を崩しやすいと言われています。
ニュースでも「熱中症」などの言葉を見る機会が増えていますので、
しっかりと水分補給をして、過ごしましょう!!
さて、今回はトランスファーボード付きの車椅子をご紹介したいと思います。
この車椅子は、サイドガードを横へ倒すと、移動用のボード(トランスファーボード)に
なります。トランスファーボードの利点は持ち上げることなく、乗り移りができるため、
介助量軽減となり、介護者の腰痛を予防することができます。欠点はボードを
敷きこむ手間でしたが、この車椅子はサイドガードを横へ倒すため、従来のものよりも
容易にできる印象を受けました。
先日、在宅復帰に向けて、ご家族様にこの車椅子を使用して、乗り移りの
介助指導を行いました。
ご家族様はいつも使用していた車椅子は、いくら近づけてもベッドと車椅子の間に
隙間ができ「落ちてしまうのでは・・・」と不安に感じていたそうです。
今回、トランスファーボード付き車椅子を使用していただいたところ、隙間がなくなり
「安心してできました」と話してくださいました。
その後、何度かお話を伺う機会がありましたが、「以前よりも上手くできるようになりました」
「自信がついてきました」と嬉しそうに話してくださいました。
車椅子の中にも、様々な種類のものがあります。
在宅生活に向けて、利用者様にあった福祉用具を選択し、ご家族様の負担が軽減されるよう
提案させていただけたらと思っています。