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2015年02月10日
こんにちは。在宅支援リハビリテーション部の佐川順子です。
立春が過ぎ暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続きますね。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
この季節、身体が重く感じたり、関節痛や肩こりに悩んではいませんか?
これらは、運動不足による筋力低下や柔軟性の低下が原因かもしれません。
そこで今回は、ロコモ予防を紹介したいと思います。
ロコモとは、ロコモティブシンドローム=運動器症候群の略で、運動器(骨・関節・筋肉・神経など、体を動かすことに関わる器官)の障害のために移動機能の低下が起き、要介護の危険性が高まった状態のことです。
ロコモの危険性を知るためには、日本整形外科学会の「ロコモ度テスト(下肢筋力、歩幅、身体機能・生活状況を年齢平均値と比較して判定)」や「7つのロコチェック]を参考にしてください。
「7つのロコチェック」
① 家の中でつまずいたり滑ったりする。
② 階段を上るのに手すりが必要である。
③ 15分くらい、続けて歩けない。
④ 横断歩道を青信号で渡りきれない。
⑤ 片足立ちで靴下が履けない。
⑥ 2kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難である。
⑦ 家のやや重い仕事が困難である。
上記の7つのチェック項目のうち、ひとつでも当てはまれば、ロコモの危険性があると判断します。
ロコモを予防するために・・・
軽い運動(片脚立ち・スクワット・踵上げ・足踏み・お尻上げなど)を毎日10分程度、無理せず、ゆっくり、必ずつかまるものがある場所で行いましょう。