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認知症ケア~徘徊について~

2016年08月31日

こんにちは。認知症ケア専門士の保坂靖彦です(^^)


今回は、認知症の方の徘徊についてお話させていただきます。

落ち着きがないことで、目的なく歩いてしまう、
そういった行動を「徘徊」と一般的に言われています。

季節の変わり目となるこの季節は、
落ち着かない利用者様を見かけるようになります。

それは、私たちが季節を感じ、気持ちが動くのを感じるように
ごく自然なことで、当たり前のことです。

このような行動を私たちが理解できていないだけで、
問題行動として 捉えてられているのではないでしょうか。

重要なのは、徘徊する目的と理由を考えることです。

落ち着きがなくなる理由として、排泄の有無が関わっていることや
脱水による発熱も理由として多く出てきます。

排便の頻度や、トイレにお連れすることで、
落ち着いて過ごせる場合もあります。

また、水分補給と体調管理は
気持ちの面でも影響があるので注意が必要です。

「帰宅欲求・帰宅願望」と言われている行動も徘徊と捉えられています。
次回は、そのことについてお伝えしたいと思います。



                   認知症ケア委員会委員長
                      認知症ケア専門士     保坂靖彦

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