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2014年01月16日
こんにちは。作業療法士の川又寛徳です。
本ブログでも既に紹介されていますが、
楢葉ときわ苑では訪問リハビリテーションを行っており、
私も週に数件訪問させていただいております。
最近はバリアフリーのお宅が多いのですが、
見るからに転倒の危険性が高いお宅があるのも現状です。
転倒予防には、バランス訓練などの運動とともに、環境整備がとても重要です。
では、転倒を予防するために、具体的にどのようなところを気を付ければよいのでしょうか?
CDC(米国疾病予防センター)は、転倒予防のためのチェックリストを示しています。
http://www.cdc.gov/HomeandRecreationalSafety/pubs/English/booklet_Eng_desktop-a.pdf
ここでは、気を付けるべき点のみ引用いたします。
ぜひ、ご自宅の環境をチェックしてみてください。
転倒予防のためのチェックリスト
床
□歩くときに家具が邪魔になるか?
□部分的に敷物を床上に置いているか?
□床の上に紙、本、タオル、靴、雑誌、箱、ブランケットなどが置いてあるか?
□線やコードをまたがなければならない状況にあるか?
階段
□紙や靴や本などが置いてあるか?
□壊れた段やでこぼこした段があるか?
□照明が正しく設置されているか?
□照明のスイッチが階段の両端にあるか?
□階段の照明は壊れていないか?
□階段の絨毯がずれたり破れたりしていないか?
□手すりが壊れていないか?手すりが両側にあるか?
台所
□よく使うものが高い棚の上に置いてあるか?
□足台は安定しているか?
浴室・トイレ
□浴槽内や浴室の床が滑りやすくないか?
□浴槽の出入りや、便座からの立ち上がりに介助が必要か?
寝室
□ベッドサイドの照明には簡単に手が届くか?
□ベッドからトイレまでの通路は暗くないか?
以上、角田亘ら「転倒をなくすために―転倒の現状と予防対策―」より引用
楢葉ときわ苑の訪問リハビリテーションでは、
ご自宅で安全に日常生活を遂行するための提案や訓練も行いますので、
お気軽にお問い合わせください。