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2016年10月15日
こんにちは、支援相談部の小川です。
“おもゐで喫茶”にお邪魔しました。
これは、何かと言いますと・・・
“昔の写真を見たり、懐かしい音楽を聴いたりお茶を飲みながら、おしゃべりしませんか?”のお誘いを掛け、毎月2回、リハビリ部門が中心となり、過去を回想し、現在の生活に活かすというコンセプトで実施されている“回想法”です。
今回のテーマは「家」
思い出しやすくする為に、準備された写真や絵を見て、皆さんの表情の変化が見られたのは・・・、
昭和初期から、戦後にかけての台所の様子・・・
皆さん“嫁”として、“家を支えてきた時代”の話しで盛り上がりました。
人は自分を語る事で、他者から理解され、認めてもらいたいという自己承認欲求を持っています。
良い聞きてを得る事で、自分の価値観を確かめて行くのだと思います。
思い出しやすくするために、必要に応じて問いかけをしながら、思い出話に耳を傾けます。
利用者は、思い出を語り、そこから自分にとって大切な物を振り返ることができます
介護者にとって、利用者様のこれまでの人生やこだわり等を深く知ることができ、介護に役立てるヒントが満載の貴重な一時・・・
介護の現場に役立てる事ができるよう、利用者様の思いに寄り添える支援に繋げていければと思いました。