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新年の準備!藁をもじってみました!!

2016年12月12日

こんにちは。リハビリテーション部の鈴木です。

2016年も残り半月程度です。新年に向けて準備を始めている方もいらっしゃることと思います。

当苑でもクリスマスツリーを横目に見ながら、来年の準備のひとつとして「しめ縄作り」にチャレンジしました。

バケツを利用した稲作は随時、ブログで紹介させていただいており、目にしてくれた方もいらっしゃるかと思います。今回は、その収穫後の藁を生かしてみることになりました!

店頭にはお正月飾りが陳列していますね。しめ縄を含め、毎年、購入するものと思っていましたが、作ることができるようです。作り方を調べてみると、ホームセンターなどで藁は購入することができ、それを捻じって形づくり、松や橙などをつけるようです(^^)v


さて、作成に入ることにします。
工程 ①前日に、あらかじめ藁に水をかけてビニール袋などに入れ、水分を持たせておく。           (これで折れにくく、手に馴染みやすい藁になるそうです)
   ②当日は細工しやすくするために、トンカチや重い棒で藁全体を満遍なく叩き柔らかくする。
   ③柔らかくした藁の束を持ち、2本を左巻きに絞るようにねじりながら、その2本をねじって
    いく。(太く作る場合は3束で作るようです)

作業開始を伝えるやいなや「これ、使っていいんだな?」「どれどれ」と藁に手を伸ばし、きれいな藁を選別する作業がはじまりました。様子を観察していると、各々がご自分のペースで作業にあたっております。

床に座りこんで黙々と作業する方、「ここ持っててくれ」と他の方に協力を依頼し協業で作成している方、他の方が作業する様子を微笑みながら観察されている方、それぞれがその時間を大切に過ごしているような風景でした。

しかし、身体はその作業をしっかりと覚えているんですね。いくら利用者様が自分たちで作っていた、と言っても数十年も前のことです。それを戸惑うことなく、すんなり作業に移り、簡単に作りあげてしまう様子には、尊敬してしまいました。 さすがです(^^)

2017年を健やかに迎えるにあたり、ひとつ準備ができました。
ちなみに、男性がいるお家では男性がしめ縄作りを行っていたそうです。確かに、参加してくださった男性利用者様の手つきは違っていましたね(^^)v

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