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2017年06月28日
こんにちは。作業療法士の川又寛徳です。
当施設では毎年数人、未来の作業療法士の卵のである実習生を受け入れています。
今来ている学生もそろそろ実習が終わりとなるのですが、
「違うだろぉぉぉっ!!」
と罵声を浴びせることなくやさしく指導しておりました。
そんな彼も8週間の実習を経て立派に成長したので
実習の感想を聞いてみました。
はじめまして、首都大学東京4年の笹野です。
作業療法の実習生として
地元いわき市にある楢葉ときわ苑で8週間お世話になりました。
今回の実習では普段大学で学ぶことが出来ない
貴重な経験を積ませていただきましたので、
印象に残った二つのことを紹介させていただきます。
一つ目は、利用者の方々との交流です。
実習のはじめは不安な気持ちでいっぱいでしたが、
私を見かけると優しく声をかけてくださる方が徐々に増え、
中には「これからの活躍を祈っているよ」と
手作りのキーホルダーや布ぞうりをプレゼントしてくださった方がいて
本当に嬉しかったです。
来年には国家試験を控えているので、
そのお守りとして肌身離さず持っていようと思います。
二つ目は、地域における作業療法士の役割です。
実習指導者である作業療法士の方々が積極的に地域に出て活躍されている姿を見たり、
認知症カフェにお邪魔させてもらい地域の高齢者の方々と交流する機会がありました。
高校生までいわきで生活を送ってきたものの、
地域包括ケアの現状を知る機会は無かったので、
今後私も地域づくりの一員になれるように勉強に励んでいきたいと思いました。
今振り返れば約2か月という長いようで短かった期間ではありましたが
これから大学に戻り、
この実習で得たものを今後に生かしていけるように勉強していきたいと思います。
以上、実習生の感想でした。
初心忘るべからず。われわれ有資格者も頑張ります。