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すまいりすとすまいりすと

今月の「輝き!すまいりすと」Vol.14 2007年12月
吉田陽之(よしだひろゆき)青木朋子(あおきともこ)杉崎あすか(すぎざきあすか)准看護学生:ときわ会奨学生 〜売り言葉に買い言葉、自分も云い返したんです、「じゃあ、看護師なってみせてやる」って〜

3人それぞれの自己紹介

吉田陽之(以下:Y)、昭和61年5月生まれ、いわきと郡山のちょうど中間に位置する平田村にある自宅から、車で片道1時間弱ほどかけて通っています。

ときわ会に入職する前に介護士として勤務していた病院の看護師から「ときわ会には奨学金制度があって、看護師を目指すにはとても将来性のある医療機関だよ」と薦められたのがきっかけで面接を受ました。泌尿器科を中心として外来透析を大規模に行なっているハイレベルの医療機関だということは以前から知っていました。ときわ会の奨学生として現在8ヶ月、日々とても充実しています。自分にとってすべてが勉強、介護士としての経験を活かすことのできる貢献ができるようになりたいと考えています。

青木朋子(以下:A)、平成元年3月生まれ、海に近い四倉(よつくら)の出身、地元の高校を今年の春に卒業。進路指導の先生が、以前に常盤理事長の手術を受けておられて、ときわ会を受けてみてはどうかとアドヴァイスくださいました。泌尿器科という分野についてもともと何もわからないままでしたが、血液をきれいにして体に戻すという透析の意味が少しずつ理解できるようになりました。仕事をしながらの勉強、充実の毎日です。

杉崎あすか(以下:S)、地元内郷の出身、昭和56年9月生まれ、3人のなかでは年齢が一番上です。自宅のすぐそばなので、いわき泌尿器科のことは子供の頃から知っていました。高校卒業後、就職したクリニックで介護の仕事をしていましたが、ぜひ看護師を目指したいと考えるようになり、ときわ会に入職。勉強と仕事の両立で慌しい日々ですが、とても手応えを感じています。

看護師という仕事を選んだきっかけ

Y:もともと介護士として働いていた頃の自分は、(正直にお話しすると…)看護師のことが大嫌いでした、命令口調で指示されたりして。とある日、とても頭にきて口答えをしてしまったんです、ずっと目上の立場にある看護師に。するとその人が僕にこう云ったんです、「あんたなんかが、看護師になれるわけがない」、と。売り言葉に買い言葉、自分も云い返したんです、「じゃあ、看護師なってみせてやる」って。それがきっかけです(笑)。

ときわ会への入職合格に際して思ったんです。介護士や補助看(看護補助)の経験がある自分が、そうした様々な立場をトータルに捉え、みんなが協働して、より仕事をしやすくできるような看護師になることを目指そう、と。

前職の病院で現在も働いておられるある男性看護師が実にカッコ良いんですよ。ICU(集中治療室)で仕事をしている先輩で、なんでも知っていて、自分にとってはあこがれの存在です。趣味の野球を今でも一緒にしたりするんですが、心のなかでその人のことを目標にしています。

A:私の母が看護師として地元の病院で働いているんです。小さな子供の頃から母親の職場に行って、仕事している姿を見て、「自分も母親のようになりたいな」と思っていました。それが一番のきっかけです。

進路指導の先生からときわ会を薦められて相談したとき、母親はひと言、「大変だよ」と。でも決して反対しませんでしたね。自分で選んだ看護学生の道、母親には弱音を吐けません。

S:以前、介護職として勤務していた病院に、すごく仕事のできる看護師がおられたんです。自分に厳しく廻りにも心配りを絶やさない…、そんな看護師としての姿。いわば目標の存在でした。そんな自分にとって、ときわ会という現在の職場はとてもプラスになっています。

学生兼社会人としての日々

Y:毎朝5:30に起床、朝風呂に入ってごはんを食べて、めざましテレビ(フジTV系列)のスポーツと芸能コーナーを観てから、スポニチを読みます。6:15に家を出て内郷へ。学校のある日は登校、仕事の日は病院に出勤します。月曜日から木曜日は朝8:30から夕方4:30まで学校での授業、終わるとそのまま家に帰って宿題などの勉強をして寝ます、夜11:30頃かな。あ、でも結構宵っぱりなので、テレビも観ちゃいますね、スカパーやなんか。金曜日は病院での仕事、土曜日はシフトによっては出勤。日曜日は休みといった一週間のサイクルです。

A:准看護師になるためのカリキュラムは…。入学したての頃は基礎的なことが中心でした。今では、「疾病の成り立ち」、「臨床看護概論」といった応用編の勉強も始まっています、それと「基礎実習」なども。覚えなければいけないことがいっぱいあって、難しいです!(笑)そうした勉強が2年間、そして国家資格の取得に向けた受験となります。合格率は高いと聞いていますが、やはり不合格となる人もいますので、そうならないように頑張りま〜す。

ときわ会奨学生制度について

S:奨学金制度についてはとてもありがたいと感じています。子供がふたりいる自分としては、奨学金だけでの生活は経済的に楽ではありませんが、そのお金で勉強をさせていただけるということに感謝しています。

Y:自宅のある平田村といわきを車まで往復しているので、かなりの金額をガソリン代に費やなければいけなかったのですが、近々、ときわ会で寮を借りていただけることになりました。冬場の雪のこともあり、車で通う必要がなくなって、とても助かります。

看護師という仕事の夢

Y:もともと以前から、将来的にはソーシャル・ワーカーになりたいと考えていました。看護師への道を歩み始めた現在、看護と介護を両立させることができるような仕事を目指したいですね。看護と介護、それぞれの特質を併せて発揮すること。そしてよりよい医療運営を実現するために貢献できるような仕事の姿、それが自分にとっての夢です。

A:いろいろな分野に挑戦してみたいです。泌尿器科や人工透析をはじめとして、幅広い医療分野に自分の視野を拡げたい、そう思います。

S:私も将来的に広い経験をしてみたいと思いますが、現在の自分にとって、本当に多くのことが勉強になっていると実感しています。そして今後も、きっとすべてが勉強、勉強なのだと思います。看護師の資格を取得した後も、生涯ずっと…。

ときわ会で働く先輩たちについて

A:カッコ良いなぁと思います。すごく単純な答えですけど(笑)。

S:聞くと何でも教えてくださいますね。厳しくもあり、やさしくもあり。人に何かを教えるって、とても大変なことだと思うんです、多くの知識が必要ですし。そこまでの経験を実際に持っておられるのは、本当にすごいと実感しています。

Y:なんと素晴らしい資質を持った人たちなのだろうと感激する点が多くあります。また同時に、自分が将来その立場になったときにはこうしたいと感じる場面もあります。ただ大切なことは、先輩のみなさんひとりひとりから、学ぶべき点をできるだけたくさん勉強させていただいて、自分たち自身の成長につなげたい、そうした学びの視点ですよね。

きっとそれが自分たち3人全員に必要な姿勢であり、共通の想いだと思います。

休日、どう過ごす?

S:私、剣道をやっていて、近くの小学校で教えているんです。段位は三段です。日曜日に試合があると、そこに出かけます。それと海(サーフィン)が好きで、よく行きます。休みの日はほとんど家にいないです、ね(笑)。

A:まず部屋の掃除をして、それが終わると友達と買い物に行くのが好きです。ラトブ(10月25日にいわき駅前に開業した商業施設)には、私が期待していた感じのお店はあまりないようです。でも郡山にはすてきなお店がいっぱいあります。東京でショッピングをしてみたいなと思いますが、まだ行ったことがありません。

Y:野球をやっているので、チームの試合があれば必ず行きます。最近は海釣りに凝ってます。自分が穴場にしているのは、中之作(なかのさく:いわき市にある港町)という場所で、アイナメや天気が良ければクロダイを狙います。それとあと、バンド演奏も…。

看護師を目指すひとたちへ、エールのメッセージ

S:医療という分野、看護という仕事。中途半端な気構えではなく、ぜひ志を大切に。

A:(自分と同じく)負けん気が強いひとに合った道かも。

Y:自分は自動車の燃料代が大変だったので、いわきの近くにお住まいのひとはぜひ! (笑)