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すまいりすとすまいりすと

今月の「輝き!すまいりすと」Vol.36 2009年10月
大谷由美子(おおたにゆみこ)服部亮子(はっとりりょうこ):いわき泌尿器科病院 事務部アシスタントマネージャー - 良い意味での明るさやハイレベルの仲の良さ、その絆を大切にしたチームワークであり続けたいと思います -

ふたりの新任アシスタントマネージャー

大谷由美子(以下:O)地元出身、勤務する職場まで歩いてわずか10分ほどのところに住んでいるのですが、車で通勤しています(笑)。入職8年目の今年、6月1日付けで事務部アシスタントマネージャーに任ぜられました。

服部亮子(以下:H)私も同じく地元いわきの出身、ときわ会への入職から9年目です。同じく6月1日付けでアシスタントマネージャーという立場に就きました。

医療事務という仕事

(O)外来部門を担当しているわたしたちの場合、患者さんの受付、カルテの管理、医療費の計算や請求といった業務が主な内容です。ほかにも透析や放射線といった部門ごとに医療事務の担当者が配属されており、それぞれに特色のある仕事を受け持っています。当院の事務全体で現在23名の職員が働いています。

(H)医療事務という職業そのものに国家資格はないのですが、医療における専門性のある仕事として、専門学校や通信教育といった制度のもとで学んでいる方々が全国的にも大勢いらっしゃいます。

また実務経験や各種の資格をお持ちの方であれば、様々な医療機関で即戦力として働くこともできるとされる職業です。

入職のきっかけ

(O)もともと進路を選択するにあたって、医療という分野にはまったくといって良いほど何の知識もないままでした。事務という部門なら自分にもつとまるかも知れない、そう考えての就職でした。

(H)学生時代の親友が医療事務関係の仕事をしていて、とても楽しい仕事だという話を聞いていました。私自身ひとと接することが大好きなこともあって、ぜひ自分もと、この仕事を選びました。

回想、私の初仕事

(H)レントゲンで撮影されたフィルムの整理が初めての仕事でした。保管期間の終了したものについての区分処理。今日はここまでやろう、ここまでできた、といった感じにです。とにかく最初の頃は先輩から与えられる指示を受け止めることで精一杯、まさに毎日が夢中でしたね(汗)。

(O)私の場合、最初は透析部門での勤務でした。事務という仕事について、外来受付に座って計算をして…というイメージを抱いていた自分にとって、何も知らないまま初めて仕事の場となった透析室の雰囲気にとまどったのを覚えています。ずらりと並んだベッド、お名前を存じあげないままの患者のみなさま、透析をお受けになる前後に実施する体重測定など。それまで私が想像していたのとは別の姿の仕事にように感じられたのです。

配属から3ヶ月ほどたった頃でしょうか、少しずつ慣れてきたのは。人見知りで、どちらかというとすすんで話しかけたりすることが苦手だった、当時の私。日々の仕事を通じて重ねた様々な勉強、よしがんばるぞ!という気持ちが、やがて自分自身のなかで強いものになっていきました。

ここが楽しい!この仕事

(O)いろいろなやりがいがあるのですが、たとえば事務にとって大切な仕事のひとつである請求業務に際して、「なるほど、こういうケースではこういう点数が計算に適用されるんだ」といった発見、それまで自分が知らずにいた知識との出会い、それらを自ら学んで吸収することのできるときめき。そうした喜びが大きいですね。

そしてまた、おひとりおひとりの患者さんについての理解が深まるとともに、ご本人と交わす言葉やお話が自分自身にとって楽しくなってきたと感じています。カルテを見ることを通じて患者さんのことがわかるようになるまで、. . . やはり1年半から2年ほどかかったでしょうか。

(H)私も大谷さんと同感ですね。最初の頃は全体の流れをつかむことで精一杯なのですが、点数表を理解し、実際にカルテやレセプトを通じた業務に携わるようになってはじめて、医療事務という仕事の醍醐味が実感できるようになった、そう思います。

ここが大変!この仕事

(O)診察や会計に際して外来でお待ちいただく時間が長くなってしまい、「まだか?」といったお言葉を頂戴したときなど、やはりつらいですね。患者さんにそうしたご不便をおかけしてしまったり、すみやかに対応させていただくことが難しいケースなど、悩んでしまう場面がありますね。自分ひとりの力で解決できないテーマについては、事務のみんなで相談し合うように心がけています。

(H)患者さんからのお声のなかには、院内業務全体の流れにかかわるものもありますので、受付で直接お声をお伺いすることのできるチームとして、そうした課題の解決に向けて取り組んでいきたいと思っています。

日々大切にしていること

(O)来院なさる患者さんはもちろんのこと、受付というのは様々なみなさまと接することの多い部門ですので、ご挨拶そして笑顔をとても大切にしています。そしてこのことは私自身だけではなく、事務職員みんなの間で日々徹底して実践するように心がけています。

患者さんにとって病院というのは、程度の違いはあっても、やはり心のどこかで緊張してお越しになるところ(私自身は、歯科を受診するのにもドキドキするんです)。診察や検査を終えられた患者さんと笑顔をかわすことができたとき、本当にうれしい想いに包まれますね。

(H)受付ロビーでお待ちの患者のみなさまへの目配り、おひとりおひとりへのきめ細かな心配り。毎日努力をしつつも、行き届いていないなと気がつく瞬間もあります。

職員のなかの誰かが声に出して、みんながお互いに率先し合う。そうした笑顔とご挨拶に溢れた受付でありたい、心からそう思います。

新任リーダーとしてのヴィジョン

(O)たとえば透析部門で人員が必要といった場合に外来部門からすぐに対応できる仕組みづくりなど、どの部署においても仕事のできる人材育成の実践、そしてジョブローテーションを目指したいです。

実際には、ある部署での仕事に精通している人材であればあるほど、その仕事からはずしにくいといった難しさもあるのですが、医療事務部門全体の業務のあり方、そうした視点からの体制整備が私たちアシスタントマネージャーに与えられているミッションのひとつだと考えています。

(H)そのためにも、新任アシスタントマネージャーである私たち自身がもっともっと勉強して成長することが、部下の人材育成とならんで必要なのだと思います。

さらには事務部門のみならず、当院でともに働く多くのみなさんの力を幅広くお借りしながら、その助けを得て、より大きなテーマに取り組んでいくことができれば、そう願っています。

(O・H)そしてまた事務部門の職場環境について、ギスギスしたり逆にベタベタする人間関係ではなく、良い意味での明るさやハイレベルの仲の良さ、その絆を大切にしたチームワークであり続けたいと思います。

(O)私、高いところが好きなんです。いつか、ハングライダーやスカイダイビングにチャレンジしてみたいです。空を飛びながら眺める地上の景色。もしかすると新しい人生観が芽生えるかもしれません、ね!

(H)私はいつの日か、ひとり旅に出かけてみたいです。国内なのか海外なのか、世界遺産なのかもっと別のところなのか…。でも訪れた旅先で、ひとりだけでご当地料理を愉しめるだろうか、自分ひとりで写真を撮れるだろうか、そんなことが不安で、まだ実現できていません。…行ってみたいところですか?

メキシコにあるリゾート地、カンクンです♪