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齋藤(以下:S)生まれも育ちもいわき市内。高校卒業後、地元にある四年制大学に入学しました。
実をいうと、もともと自動車の整備士になりたかったんです。そのたの専門学校に進もうとしたのですが、親に反対されてしまいました。「あなたが大好きなクルマを買ってあげるから…」、と諭されて(笑)。それで一番近そうな分野の機械工学科に進学することに。
大学では、物理や流体力学といった分野について学びました。ひとつの学年に150名ほどの学生がいたのですが、女子は私を含めてわずか4人(!)。ワイワイと仲良く、とても楽しい学生時代を過ごしました。
卒業後、あるメーカーに就職、郡山市内の支社に配属となりました。大学時代に学んだ知識を存分に活かせるかと思いきや、心ない振る舞いの上司や単なる補助ばかりの仕事にがっかり…。わずか3ヶ月で退職を決意、私自身にとってまったくの新天地となるときわ会に入職しました。
エンジニアから医療事務職への転進。今から9年前のお盆明け、2001年8月16日のことです。
田口(以下:T)私も生粋のいわき人です。地元の高校を卒業後、郡山にある医療事務の専門学校に。私の場合は、もともと医療事務職を目指していました。
高校時代に情報システム科で学んできたパソコンの操作が好きだったこと、事務系の仕事がしてみたかったこと。でも、ごくありふれた普通のデスクワークはしたくなかったこと。そんな漠然とした想いのなか、進路決定に際して出会ったのが、医療事務という仕事の存在でした。「この仕事、カッコ良いっ!」
親元を離れて専門学校で2年間の勉強の後、郷里のいわきに戻り、8年前の4月1日、新卒生としてときわ会に入職しました。
(S)わずか3ヶ月の短い間でしたが、郡山で初めて体験したひとりでの生活。電気がついていない部屋へのひとりぼっちの帰宅は、たまらなく寂しかったですね。
(T)私もです。専門学校時代の2年間、いわきの実家で親と一緒に過ごして、明日は郡山にひとりで戻らなければならいないという日には、思わず泣きました。
(S)自炊ですか?まったくしませんでした。"冷食"(注:冷めた食事ではなく、冷凍食品の略とのこと)オンリー、もっぱらレンジでチンしたり揚げたりするものばかり食べてました。
(T)私は麺類が多かったです。うどんやお蕎麦、ラーメンに焼きそば、それからパスタ。誰も一緒に食事をしてくれる人がいませんし、ひとりなのだから何でも良いかって感じでしたね。
(T)2年間の専門学校時代、決して授業をサボったりせず、まじめに勉強する学生でした。医療事務に関する科目はもちろんですが、それ以外にも、対人関係、手話や英語、医療秘書などについても学びました。
そうした幅広いテーマについての素養は、受付での対応や患者さんへの接し方など、現在の仕事に役立っているのではないかという気がします。
(S)離職した工学系の仕事とは正反対に、今度は多くの女性と一緒に働いてみたいという気持ちが強かったです。もちろん知識や経験がまったく何もない新たな分野の仕事のスタートにあたって不安はありましたが、私自身、もともと人が好きなので、職場の先輩や患者のみなさまとかかわることができるということ自体がとても楽しかったですね。
医療事務という仕事に必要となるスキルについては、ときわ会への入職後に通信教育で学びました。
(S・T)医療事務という仕事の内容は、多岐に及びます。外来での受付業務、カルテの作成、患者さんの応対やご案内、診療についての点数計算と会計、そして月々の診療報酬明細書(レセプト)の作成、および健康保険の請求業務。
ほかにも様々なデータや医療情報の管理など、実務全般についての幅広い知識や習熟が求められます。
勉強はもちろんのこと、自身での経験、多くの先輩からの指導や学びなど、日々の仕事を通じての積み重ねが非常に大切だと思います。
(S)多くの患者さんがお越しになって外来が混雑しているような場合にも、職員みんなが協力し合うことによってスムーズな運営が実現できると、「ああ良かった」と心から思いますね。
(T)私が楽しいと感じるのは請求業務です。実務に必要な勉強を通じて、結果的に幅広い医療情報に精通することができる、そうしたやりがいを覚えています。
(S)医療事務職としての私自身は、まだまだです。目標の道なかば、50点といったところでしょうか。
(T)ん〜、齋藤さんには及びません。49点です!(笑)
(S)アシスタントマネージャーに任ぜられたのは今年4月です。
(T)私は今年6月でした。
(S・T)みんなの意見をまとめながら、ドクターや看護師をはじめとして、院内の各部門との調整や円滑な連携をはかるという役割だと理解しています。
そしてまた、私たち自身が率先して実務に向かうのと同時に、みんなのスキルやテンションのアップをはかることによるチーム全体でのアウトプットの最大化、それがアシスタントマネージャーの果たすべきミッションだと思います。
(S)医療事務というのは、やりがいのある仕事です。私の場合、結婚でいわきを離れなければならず、その時点で一度退職したのですが、1年後に地元に戻って、再び入職させていただきました。ときわ会には職員のための託児室も整っているので、出産や子育てに際しても安心して働くことができます。
(T)そうですね。そしてまた医療事務に限らず、ときわ会には若手からベテランまで、素晴らしい人材が豊富で、本当に多くのことを学ぶことができると感じています。職員のひとりとして、私たちはとても大切にしていただいていると思いますね。
(S)主人は自動車のディーラーで営業を担当しています。ヴェルファイアという大型のワゴンを買っちゃいました!そのクルマに乗って、北海道をドライブすることが夢です♪
ずっと以前にあきらめたカー・メカニックの熱い血が、やはり私のなかで生き続けているのかもしれませんね♪
(T)私、○○回目の誕生日を迎える明日、結婚(&入籍)の予定です。バースデイ&ブライダル、ふたつのハッピーデイです♪いつか主人と一緒にオーロラを見る旅に出かけたいですね。
え、結婚退職ですか?もちろん仕事を続けま〜す!