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2013年01月30日
こんにちは。施設長の鯨岡です。
これまで、朝礼の1分間スピーチにおいて、質問形式によって目標を発表する取り組みをしてきました。
→http://www.tokiwa.or.jp/system/blog.php?cd=20120803000013
繰り返しビジョンを描き続けることを目的に行ってきましたが、一定の役目を終えたことと、
気分を一新する意味もあり、今年からは、新しい取り組みを始めました。
それは、『GOOD & NEW』です。
まず、司会進行役のリーダーさんが「この24時間であった、“良かったこと”“新しいこと”は何ですか?」と質問を投げかけます。
↓
それに対して、その日の担当者が約1分間でそのエピソードを発表します。
(この時、発表者はクッシュボールという特殊なボールをいじりながら話します)
↓
発表し終わった後、その日のミーティング参加者全員で拍手をします。
これが一連の流れです。
この「GOOD&NEW」を続けることによって、リフレ―ミング(物ごとの意味づけを前向きに転換して
しまうこと)を根付かせ、組織の風土をいい方向にもっていく、という狙いがあります。
やはり、私たちは普段働いていて、楽しいことばかりでなく、時に問題が起こったり、
地味なことの繰り返しだったりします。そこで、不平不満ばかり言っていると、
仕事は当然楽しくありませんし、周りへも悪影響を与えます。
こういう傾向の人は、物ごとの良くない側面にばかり焦点を当てがちになってしまうのです。
実際、この「GOOD&NEW」をやると分かるのですが、昨日から今朝にかけて起こった「良かったこと」「新しいこと」を脳みそフル回転で探そうとします。
私たちが普段生活していて、そんなにいつも劇的に素晴らしいことが起こる訳ではありません。
ですので、ささいな出来事、こんなこと?というような出来事にも、「良かった」「ツイていた」と
意味づけせざるをえなくなります。
また、このクッシュボールという、ウニにも似たボールを持つことによって、
リラックスし、心を開いて話しやすくなる、と言われています。
何より、朝イチで誰かのいい話しを聞くことは楽しいですし、とても気持ちがいいことです。
また、皆から承認の拍手をもらえることは、うれしさと同時にモチベーションが上がります。
ぜひこの取り組みを継続し、組織にどのような変化があるか見守っていきたいと思います。
なお、朝礼後恒例のハイタッチは相変わらず行っておりますよ(笑)!
→http://www.tokiwa.or.jp/system/blog.php?cd=20120720000008