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職場環境について-人材育成について考えよう!- その2

2013年08月12日

その1からつづく
http://www.tokiwa.or.jp/system/blog.php?cd=20130812000073


当施設のケアチームの職員(看護職・介護職)は合計で84名。

今回の会議への参加者は半数以上でした。

とにかく、この会議では、職員ひとり一人が「育成」ということを考え、全員で共有し、
それを明日からの行動指針にしよう!と結びたかったので、会議の手法とルールを決めて、
リーダー職と一緒に進行しました。



その会議の進め方とルールを簡単にご紹介します。

はじめに、新人・中堅・ベテランが均等に分かれるよう、グループをつくります。

次に、「人材育成に必要な要素とは何か?」を個人で考え、
思いつくものをすべてメモに書き出します。

そのメモをもとに、個々の考えや意見をグループ内でシェアして、グループ内の考えをまとめます。

最後に、各グループでまとめた考えや意見を発表して、質疑応答、感想を述べ合い、
ケアチーム全体で共有するという内容です。


会議中のルールは、
①人の意見は最後まで聞く。
②人の意見を批判・否定しない。
③どうせ・・ではなく、どうしたら・・という視点で考えること。
④実行可能なものである。
の4つです。



会議中は、これまでに見たことのない職員間の活発な意見交換がありました。

その様子は、まさに「とにかく明るく、元気」と「職員間の人間関係が良い」という
当施設評判の姿ではないか!と感激するほどでした。


会議終了後、参加者からは「楽しかった」「有意義な話し合いになった」
「自主的に取り組みたい」「意識的に新人さんに関わっていく」という前向き発言が聞かれ、
今後のケアチームに期待感が湧き、会議を実施してよかったなぁと思いました。


企画通り、それぞれが考え共有したことを明日からの行動指針にしよう!と結び、
会議は無事終えました。

会議は約1時間半でしたが、全員参加型の活気ある意見交換の場となり、
とても有意義なものになりました。



社会的に介護職の不足が問題視される中、私は「人材を確保して、定着させる。
そして、よりよいケアを提供できるようにする」ためには、
トップダウンによる組織的な働きかけで職員が動くのではなく、個々の職員が
「今後」ではなく今からその必要性を考えて動くことが一番大事なことだと思います。

だって、人材育成は管理職や教育係だけがやることではありませんよね?

新しい人を受け入れて、一緒に仕事をするのであれば、施設の職員みんながするものでしょう。


誰の何のための仕事をするのか?

まずは職員一人ひとりが、そういう役割意識を持つことが大切ではないでしょうか?



これからも利用者様の笑顔と元気のために、
ケアチーム一丸となり、明るく元気に楽しく仕事をしていきたいと思います。

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