さる９月１５日（日）に、当施設に入所されている「安斉ヒサ子様」が１００歳を迎え、
百歳賀寿式が執り行われました。
（当施設で１００歳以上の方は、現在入院中の方も含め、なんと３人目！）


安斉様は、大変陽気で、誰からも好かれる性格。

今でこそベッド上で静かに過ごされることが多くなりましたが、少し前まではリハビリをしたり、
ベッド回りを歩きながら自分のことをしたりされていました。


先日新聞に出ていましたが、今１００歳以上の方は全国で54,000人あまりいらっしゃるそうです。
（87.5％は女性の方・・）

※ちなみに、2012年の平均寿命は女性が86.41歳（世界１位）、男性が79.94歳（世界５位）。


高齢化社会により、１００歳以上の方が増えてきたとはいえ、これは本当にスゴイことです。


安斉様は大正２年（１９１３年）のお生まれ。

時代的には、生まれた翌年に第一次世界大戦、２６歳の時には太平洋戦争、
５１歳の時には東京オリンピックがありました。

まさに、日本の発展をこれまで下支えしてこられたと言っても過言ではありません。



今回の賀寿式には大勢のご家族、入所者さんたちが集まり、笑顔笑顔の本当にいい式になりました。

同じく入所されている方のピアノ演奏により、ハッピーバースディの歌のプレゼントをし、
感動して涙する入所者さんや職員もチラホラ・・


安斉様は、職員が呼びかけるとしっかりと目を開け、
きっとこの日の皆が祝福していることをしっかり受け取っていたに違いありません。



これからは、今まで頑張ってこられた分、ゆったりとお過ごしいただき、
長生きしてほしいと職員一同願っております。


安斉様、私たちに感動をありがとうございました！