ときわ会HOME > 介護老人保健施設 小名浜ときわ苑 > スタッフブログ
2013年09月23日
こんにちは。栄養士の為永です。
今日は秋分の日、お彼岸です。いつのまにか空も高くなり、きれいな秋空になりました。
前回、春分の日に行なって好評だったおはぎ作りを、本日も利用者様と職員とで一緒に行ないました。午後のおやつの時間におはぎ作りをすることを伝えていましたが、皆さん、午前中からとても楽しみに待っていたようです(^^)/
始まりの時刻になり、利用者様が待っていたテーブルに食材をそろえると、
「こっちでご飯丸めるから、そっちであんこをつけてね!」
「まずは手を洗わないとね!」
と、作業の分担も衛生の管理も、職員の声かけがなくても、利用者様同士で自然とされていました!(^^)!
真剣なまなざしと器用におはぎを作りだす手、そして何故だか上唇についたご飯粒とモゴモゴ動いている口元(笑)。つまみながら作るのも、お愛嬌ということで・・・あっという間に人数分のおはぎが出来あがりました。
大きさはそれぞれ、形もそれぞれのおはぎを見て、つい私が
「おはぎっていうよりは、ぼたもちって感じですね~」
と言うと、
「何言ってんの!今は萩の花が咲く季節だから『おはぎ』っていうんだよっ」
と、一喝されてしまいました・・・(-_-;)
いよいよ、実食~っ!!
「とても美味しい!」
「きな粉もほしいね~」
と、大変喜ばれ、なかには3ケも食べていた利用者様もいらっしゃいました。
毎回のことなのですが、通常の仕事と少し違ったことをする時はいつも、何事もなく終えられるか・・・などの不安感でいっぱいになったりします。しかし、利用者様と楽しくお話をしたり、満面の笑顔をみることができると、そんな不安感もなかったかのように吹っ飛び、ただただ、
「やって良かった~!また一緒に作って、笑顔をもらおう!」
と思えるのです。
これからも利用者様と共有できる時間の中で、もっともっと利用者様の笑顔が引き出せるように、利用者様が楽しめる企画を考えていきたいと思います。