ときわ会HOME > 介護老人保健施設 小名浜ときわ苑 > スタッフブログ
2013年09月26日
こんにちは!
介護長の高橋弘己です。
よく「職員間の人間関係がいい」と言われる小名浜ときわ苑ですが、
最近、こんなエピソードがありました。
もう退職して8年くらい経つ看護師さんが、突然ふら~っと施設に訪れ
「わたし、小名浜ときわ苑でボランティアをしたいのだけど」と相談にいらっしゃいました。
この方は、定年まであと数年というところで、家族の都合により小名浜ときわ苑を退職したのですが、
その後は、小規模の居宅介護支援事業所で看護師として働いたそうです。
それなりに楽しく仕事はしたというお話でしたが、
小名浜ときわ苑を退職後、いくつかの事業所で働いてみて実感したのは、
小名浜ときわ苑の職員の人間関係の良さということだったそうです。
「単純に仲がいいだけじゃくて、メリハリがあって、組織的な関係がきちんと築かれている。
常に声をかけてくれる上司や仲間がいるっていいよね。
職員間だけじゃなく、利用者さんとの関係も同じようなつながりがあって、
毎日やりがいと楽しみを感じて仕事ができた」と、目をキラキラさせながら話してくれました。
そして、「わたしね、仕事を辞めてボランティアができるなら、絶対に小名浜ときわ苑でやりたいと
思っていたのよ。ここ以外、考えつかないし、最後は絶対に小名浜ときわ苑って決めていたの」
と何度も話していました。なんともうれしくありがたいお話です。
こんなふうに小名浜ときわ苑には、一度退職した職員が数年後に何かしらの形で
戻ってくるというケースが少なくありません。
普通、退職後にまた元職場へ戻るというのは抵抗感があると思いますが、
ここにはそんな抵抗を感じさせない受け入れ風土があるのでしょう。
「他で働いてみて、小名浜ときわ苑がいかに恵まれている環境なのかわかった」
「育児が落ち着いたからまた働きたいのでお願いします」と言って戻ってくる元職員さんがいます。
何らかの理由で退職の話が出たときは残念な気持ちになりますが、ただ見送るのではなく、
「また仕事ができる状況ができたらいつでも戻ってきていいんですよ。待っていますから」
という言葉を贈ることは大事です。
長い目で見たときに、このご縁がまた組織を助けてくれることにつながります。
今回のエピソードは、職員間の関係をよりよく築くということは、
きちんと仕事をしていくうえでとても大切なことであり、
結果的に組織の安定にもつながるのだということを、実感させてくれるものでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。