こんにちは、在宅支援リハビリテーション部の齋藤です。

今年から行っている、外出・外泊時のアンケートについてお話したいと思います。

この『外出・外泊時アンケート』は、
どこかに外出したり、ご自宅に外泊されたときの様子をお聞きするものです。

なにか大変だった事はないか？
それはどんな状況だったのか？

など、外出・外泊時の様子を詳しくお聞きする事で、
どうしたらもっと楽に、安心して外出や外泊ができるか
を考えていく為に行っています。


施設ではできることが、ご自宅の環境では難しいことがあります。

｢段差が大変だった。｣

「廊下が狭くて車椅子の移動が難しい。もう少し歩けるようになってほしい。」

「オムツの介助が難しい。やり方を教えてほしい。」

などのお話があります。
それに対して、環境を整えたり、難しかった動作をリハビリや生活に取り入れて練習したり、
ご家族と介助方法を練習したりするなどして、
次の外出や外泊がしやすくなるように対策していきます。

アンケートには、良かったことを書く欄があります。
外出・外泊から戻られた利用者様やご家族様から

「孫に会ってきたよ。」

「おいしいものいっぱい食べたよ。」

「家に帰ったら生き生きしていた。」

「ゆっくり家族と時間が過ごせた。」

など嬉しい報告をいただくことがあります。

「良かった」という気持ちが、ご本人にもご家族の元気につながって、
また行きたい、行ってみようという気持ちにつながっていったらいいなと思っています。

ご家族の負担をできるだけ減らして、
ご本人と穏やかな時間を過ごしていただけるように、
お手伝いしていきたいと思っています。

年末年始で外出、外泊される方が増えますが、
大変だったこと、良かったことなど、
何かありましたら外泊時のご様子をぜひお聞かせください。