ときわ会HOME > 介護老人保健施設 仮設楢葉ときわ苑 > スタッフブログ
2013年09月09日
楢葉ときわ苑の遠藤です。
すっかり涼しくなり、過ごしやすい日々が続いていますね。夕方の虫の声が日増しに多くなり、空も高くなってきました。
季節は秋なんですねぇ~((+_+))
話は変わり、先日、利用者様と誕生日のプレゼント購入のため外出してきました。
場所は、普段よりお世話になっている100円ショップ。
たくさん陳列された商品を見て、利用者様からは「これ全部100円なの?」と驚きと興奮の言葉が聞かれました。
私が担当した利用者様は、大正8年生まれの御年94歳(*_*;!!!!
今でもお元気で、何事にも積極的でいらっしゃいます!
ふと、目をとめたのが小説のコーナー。
ご本人様の語りの中で「昔は本の虫であった」と以前話されておりましたが、
「夏目漱石や北原白秋はたくさん持っているから」と、選ばれたのは「菊池寛」の本でした。
また、「見えにくいから」とおしゃれな老眼鏡も合わせて購入されました。
しばらく店内を見て、「部屋の雰囲気を変えたい」と話され、「一輪挿し」と「造花」も購入されました。
日常の生活の様子とは異なる言動に、正直驚きましたが
「選択できる」「自己決定できる」ことは大いに意味のあることだと
改めて感じさせられました。
利用者様、職員とも満足できた取り組みだと思います。
今後も、利用者様の声を聴いて「利用者様中心」の支援を行いたいと思います。