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2013年09月18日
こんにちは、作業療法士の遠藤可織です。
楢葉ときわ苑では中庭の畑以外にもプランターでの野菜作りを行っています。
春から夏にかけては小松菜と青梗菜を作りました。
そろそろ、秋から冬にかけての野菜を植える時期です。
野菜を収穫後、放置していたプランターの土は固く乾燥し、
野菜が育ちそうもない感じ…
まずは土作りから始めなくてはいけないようです。
野菜作りのプロにご指導を頂き、土作り開始です!!
当苑に入所されている方は過去に農作業に従事されていた方が多く、
畑をみると表情がイキイキし、野菜作りについて熱く語る方がたくさんいます。
楢葉ときわ苑には野菜作りにはうるさい…いや詳しいプロがたくさんいます。
今回、指導をお願いしたプロは、畑の野菜を見る度に
「土がちゃんとしないと、実はならない」
と土について熱く語っていた方です。
石灰と肥料を準備し…固くなった土をほぐし…
とプロに言われた通りに動きます。
ただし、石灰や肥料を入れることはプロの仕事です。
土の状態をみて入れる量を決めるようなので、素人の出る幕ではありません。
そして土が柔らかくなるまで混ぜる。
土作り完了です!!一か月くらい置いて種や苗を植えるそうです。
その人にとって意味のある活動を行うことは重要ですが、
施設の中では様々な制約により
全ての活動を行うことができないということが多くあります。
活動の中にもっとも価値を置くところがあるはずです。
その価値を見つけ出し、そこに働きかけることで
限られた環境でも利用者様が元気になれるケアを提供できるのではないかと思います。