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2014年03月11日
リハビリテーション部の秋山です。
昨日、職員に移乗用リフトを体験していただきました。
移乗用リフトにはいくつかの種類がありますが、今回は「床走行式リフト」をお借りして、
操作方法や乗り心地を体感しましたので、ご報告したいと思います。
床走行式リフトはキャスターで本体が移動するタイプで、ベッドから車椅子への
移乗の際などに使用し、シートの吊り上げは電動、方向転換は手動で行います。
体験は職員同士でリフトの操作方法・シートの着脱・座位もしくは臥位からの吊り上げ
吊り上げた状態での移動などを行いました。
体験した職員からは「思っていたよりも安心」「思っていたよりも楽」など、
操作・乗り心地ともに「思っていたよりも・・・」という感想が多かったように感じます。
私も体験しましたが、体験前は吊り上げられることへ不安が少々・・・
ですが、実際には包み込まれるような感覚があり、想像以上に好印象でした(^^)
介護の現場では移乗する機会が多くあります。
リフトの使用は通常の移乗動作に比べ、手間がかかります。
しかし ・利用者様が人に持ち上げられることで感じる不快感・恐怖心を軽減する
・介助者の介助量軽減・腰痛予防
・転倒のリスクの軽減 という利点もあります。
今回の体験を通して、それを体感した職員は多かったのではないかと思います。
利用者様に安全で安心できるケアを提供する1つの選択肢として、
リフトを活用していければと感じた時間でした。