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体への負担を減らすために

2014年07月23日

みなさん、こんにちは!
副施設長の木田です。


暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。夏風邪が流行しているなんていう話も聞きました。


何をするにも体が資本です。


病気や暑さに負けず、健康に過ごしていきたいものですね^^


私達のような介護施設では体を使う業務が多いので、職員自身も体のケアに対する配慮が必要になります。


とくに近年、この業界で問題になっているものの一つが腰痛です。


医療・福祉業界では、職員の腰痛発生件数が増加しており、その対策が急務になっています。


当施設でも、腰痛ベルトを巻きながら仕事をしている職員は少なくありません。


このような現状を踏まえて、当施設では開設に合わせて、肘かけ部分が持ち上がり足を乗せる部分が開閉できるタイプの車椅子を導入しました。


安全に移乗動作ができるように、そして移乗動作時の介助負担を少しでも軽減するためにです。


利用者様を持ち上げずに移乗を可能にするスライディングボードもあります。


リハビリ職が主体になって、ストレッチや筋トレなど腰痛対策の勉強会を開いたこともあります。


そして今回、新たな福祉機器として移乗用リフトを導入しました。


導入にあたっては、かなり悩みました。


少なからず介護業務の効率性が損なわれる部分があるため、現場の職員に受け入れられるか分からないと思ったからです。


しかも、値段がけっこう高い・・・(涙


ただ、間違いなくリフトを使用することで、職員の体への負担が軽減される部分はあります。


利用者様を機械で持ち上げるなんて・・・と思う方もいると思います。


ですが、いざ吊られてみると、意外にも包まれている安心感があるんですよ。


全然怖くないんです♪


利用者様にとっても、人力で行うより安全な面もあると思います。


今までにはない取り組みですので、リフトなどの福祉機器を効果的に活用するまでには少々時間はかかると思います。


ですが、持ち上げて行う介助を極力減らし、職員の体への負担を少しでも軽減していきたいという思いが強くあります。


まずは一歩ずつ。


職員達と意見交換をしながら、共に進めていきたいと思います。


近年、介護負担を軽減できる機器が次々と開発されています。


これからもアンテナを高くして、有効な物であれば積極的に導入していきたいですね。


利用者様にはもちろんですが、職員にも優しい職場環境を少しずつ整備していきたいと思います☆

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介護老人保健施設 仮設楢葉ときわ苑

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