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2014年08月09日
こんにちは。 理学療法士の鈴木です。
毎日暑い日が続きますが、みなさま、いかがお過ごしですか?
私自身は、体重を気にしつつも、確実にアイスクリームを食べる頻度が増えていますね~
減量もなかなか若いころのようにはいかなくなり、メタボリックシンドロームも人ごとではない年齢に差し掛かってきていることを身をもって感じています。
生活習慣の乱れを自覚し、改善しなければなりませんね~
さて、生活習慣を見直すことのメリット、デメリットを考えてみますと・・・
メリットの方が優位に立つのは必然です。
健康で好きなことをし続けられる! 新たなことにチャレンジすることもできる!
アイスクリームの我慢は多少なりともあるけれど・・(笑)
そう、みなさんは「健康寿命」という言葉を聞いたこと、ありますか?
簡単に言いますと、健康で支障なく日常の生活を送ることができる期間、または総称、つまり自立した生活ができる期間、だそうです。
平成22年度のデータでは、平均寿命は男性79.55歳、女性86.3歳。健康寿命は、男性70.42歳、女73.62歳。
平均寿命と健康寿命の差、つまり自立した生活ができなくなった期間は、男性9.13年、女12.68年だそうです。なんとも長い期間ですね。驚きました。
自分の意志で活動できる健康なときにはなかなか気づく機会も少ないですが、病気になったとき、人のお世話になるのはできるだけ避けたいと、きっと誰しもが思うことでしょう。
自分もそうだと思います。当施設に入所されている方からも、年齢に問わず聞かれる言葉でもあります。
日常では、その思いに共感しながらも、安全に過ごしていただくためには介護・介助を受けていただかなくてはならないことを説明することも多々あります。
入所されている方は、その”自立した生活ができない期間”に当てはまる方といえますが、自宅とは異なる新たな生活環境の中で、安心して生活し、楽しみを感じていただけるような日々であってほしいと思います。
職業人として関わる機会の中で自分ができることとして、入所者の方のできる能力を引き出し、する能力につなげられるよう援助していきたいと思う日々です。
また、自分自身も健康でいられるよう、運動、栄養、休養、社会活動(健康寿命の長い県ではこれが高いとのこと)を見直してみます。
(参考資料)
・厚生科学審議会地域保健健康増進栄養部会・時期国民健康づくり運動プラン策定専門委員会
「健康日本21(第二次)の推進に関する参考資料」