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2014年09月22日
みなさん、こんにちは。
副施設長の木田です。
今回は、当施設職員の外部での活動についてご紹介します。
8月30~31日に福岡市で開催された第24回日本作業行動学会学術集会にて、作業療法士の川又がシンポジストとして参加してまいりました。
「作業行動と Evidence」と題したシンポジウムで、川又が数年間取り組んできた、健康高齢者を対象とした予防的作業療法の研究内容、およびそのエビデンス(根拠)について発表いたしました。
作業療法の視点を学び、それを通して自らの役割や大切な作業を見直し、生活に活かしていったことで、参加した高齢者のQOLに良好な変化が認められたそうです。
全国規模で展開してきた川又の研究は、作業療法の世界ではかなり大規模な取り組みで、とくに介護予防の分野で多いに役立つことが期待される研究です。
けっこうすごいんですよ!
シンポジウムでは活発な意見交換が行われ、「臨床家こそ研究をしなければならない」という認識が参加者間で共有されたそうです。
超高齢化社会に突入していく日本において、高齢者の地域生活に寄与する取り組みが必要不可欠になっています。
楢葉ときわ苑では、これからも利用者様や地域の方々の健康に資する研究活動に取り組んでいこうと思います!