ときわ会HOME > 介護老人保健施設 仮設楢葉ときわ苑 > スタッフブログ
2014年10月23日
皆さま、こんにちは。
栄養管理部の河井です。
今日は、秋晴れのもと、年2回の防災訓練を実施しました。
入所者100名に対し、職員5名の夜間想定で行いました。
出火元は2階です。
まず出火元より入所者を遠ざけ、2階から1階外へ誘導します。
エレベーターは使えませんので、非常階段から歩ける人は歩いて、
歩けない人は布団をタンカー代わりにして運びます。
入所者1名に対し、1~4名の職員が必要になります。
2回、3回と回数を増すごとに、職員の息も上がり、施設火災での
避難の大変さをヒシヒシと感じました。
訓練の最後には、正しい消火器の使い方、有効な避難の仕方などを
消防署の皆さまに教えて頂き、実際に体験しました。
長い廊下は煙突の役割を果たしてしまい、炎や煙が広がりやすいため、
窓は閉めて空気の侵入を遮ることが重要だと学びました。
防炎カーテンは、普通のカーテンより炎は出にくいですが、煙が
出やすい事を学びました。
火災を発生させないことが大前提ですが、万が一発生してしまったら…
パニックに陥り、スムーズな対応ができなくなると考えられます。
消火器の位置や誘導方法等を、職員一人一人が日頃から意識すべきと
感じた訓練でした。
これから冬に向かい、乾燥の季節になります。
“火の用心、マッチ一本火事のもと”
皆さま、気をつけましょう!!