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2015年01月22日
こんにちは。 リハビリテーション部 理学療法士の 鈴木 です。
みなさん、いかがお過ごしですか?
昔から「継続はちからなり」とはよく言われております。自分も小さいころからよく耳にしていました。素晴らしい言葉ですよね ・・・が、継続すること、ってなかなか難しいものです。
職業柄、運動の継続の大切さを述べる機会は多く、運動を生活の中に取り入れて習慣にすることをすすめております。
当施設に入所されているSさんにおいても、少しずつですが自己トレをする日が増えてきている状態です。私がSさんとの関わりの中で工夫したことをいくつかあげてみます。
まず、運動の必要性を話してみたところ「そうだな」との反応。加えて、次のこともしてみました。1.運動内容を簡単なものにした 2.回数を少なめにした 3.実施する時間帯を決めた 4.実施できていることを誉めた 1,2に関しては、無理なく続けられるようにしただけですが、この方にとっては、効果的でした。
ご自分では、運動によって実感するほどの身体の変化は、まだみられていないようです。今後、身体の変化を感じ、自分の行動が身体にプラスであると実感することで、さらに続ける意欲にも結び付くと感じています。
セラピストとしては、客観的な身体の変化をお伝えすること、今後も応援していくこと、できていることを誉めることなど、ご自分だけでも続けていける=習慣化するまで、支援していこうと思っています。
物事によっても習慣化するまでにかかる期間はまちまちのようです。新しい習慣が新しい行動に結び付いていく、そのような支援をできたらと思っています。 継続はちからなり!