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2016年04月28日
こんにちは。リハビリテーション部の遠藤です。
さて、当苑では水曜日に『おもゐで喫茶』が営業(?)します。
『おもゐで喫茶』は、
あるテーマに基づいた写真を見たり、物に触れ、
思い出を振り返ったり、
他の参加者の語りに耳を傾けたり、
参加者みんなで好きな飲み物を飲みながら、おしゃべりを楽しむ、
という、当苑で行われているレクリエーションの一つです。
前回そして今回のテーマは
『山菜』です。
前回は、様々な山菜の写真を見ながらおしゃべりを楽しみましたが、
「タラの芽は天ぷらがいいなぁ、ウドは酢味噌和えかな。」
「ワラビを採ってきたら、塩漬けにしておくと、冬まで食べれるんだ。」
「籠しょって山さ行ったもんだ。また、採りに行きたいなぁ。」
みなさん、話が止まらず、最後には
「話してたら、食べたくなっちゃったよ。」
「写真じゃなくて本物はないの?」
とのお言葉が…(-_-;)
そこで、今回は、県外から取り寄せた山菜の登場です!!
写真と山菜を見ながら、山菜取りや山菜料理についての思い出を語ったり、
山菜の香りを楽しんだり、
ワラビのお浸しとウドの酢味噌和えを作り、試食したり、
いつもは他の参加者の話を聞いていることが多い利用者様もおしゃべりが止まらない程、盛り上がっていました (^▽^)
以前はとても身近で当たり前に行っていた山菜採りを、今は行うことが困難です。
しかし、山菜を手に取り、調理し、食べることは、
その機会を提供することで実現できます!!
『おもゐで喫茶』での利用者様の語りや仕草から、
これまでの生活や想いを理解し、
これから先も、その人らしく、楽しみのある生活を送ることができる支援につなげて参りたいと思います。