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2017年02月09日
こんにちは。リハビリテーション部の鈴木です。
立春が過ぎ、暦の上では春ですが、実際はまだまだ寒い日が続きますね。今日は、珍しくいわきでも朝から雪が降りました。
当苑では2月4日に毎年、おひな様を飾っております。ひな祭りは”上巳の節句”(五節句の一つ)で三月上旬の巳の日に、草や藁で作った人形(ひとがた)で自分の体を撫でて穢れを移し、それを川に流すことで厄払いや邪気祓いを行う風習が由来のひとつだそうです。
毎年、生活機能訓練室に飾るのですが、着物を丁寧に着飾ったお人形たちを前にすると自然と笑みがこぼれるものです。利用者様をひな壇の前にお連れすると、「あら~」の感嘆詞から始まり「きれいね~」「いいね~」と、優しい眼差しでお人形を見つめながら、各々感じたままの感想を言ってくださいます。お雛様を話題にすると、昔は、お人形を準備することができなかったのよ、時代は変わっているわね~ と話される方が多くいらっしゃいます。現代は、準備するのが当たり前の時代になっている印象です。贅沢品に含まれるのですかね?
来月3月3日に行事として”ひな祭り♪”を行う予定でいます。
ひな祭りだからひな人形を出し、季節を感じていただくことに加え、お人形を前にすることで、ご自分の幼少の頃を思い出したり、娘さんやお孫さんのことを思い出したり、面会の方との話題の一つとして”お雛様が飾ってあるのよ”と語らいを持っていただけたら、また嬉しいことです(^^)v
これから徐々に暖かくなってまいります。季節を感じていただけるような援助を続けていきたいです。