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少年サッカーと高齢者リハビリテーション

2017年04月10日

こんにちは。作業療法士の川又寛徳です。
昨日、ときわ会もオフィシャルパートナーとしてサポートしている
サッカークラブ“いわきFC”が
天皇杯福島県代表決定戦で初優勝を飾りました!
おめでとうございます!!
この勢いで、天皇杯本戦も勝ち進んでもらいたいものです。

さて、閑話休題。
サッカーといえば、私の小学生の息子は昨年からサッカーを始め、
チームの方針で練習後に毎回「サッカーノート」をつけています。
そのノートには、練習での課題や、
その課題を克服するためにどうすればいいのか書く欄があって、
とてもいい取り組みだなと思っています。
もちろん、はじめから子どもだけの力で自分の課題を明らかにし、
その課題を解決するための練習を組み立てることは難しいので
コーチの助けが必要なのは言うまでもありません。

高齢者のリハビリテーションにおいても同じようなことが言えます。
リハビリテーションといえば、ベッド上で「イッチニー、イッチニー」
手足を動かす場面を思い浮かべる方も多いかと思いますが、
これで生活が向上するかといえばそうではないことが多いのが現状です。
やみくもに筋力や認知機能を高めるための練習をするのではなく、
高齢者本人や家族などが考える生活上の課題を明らかにしたうえで、
それを解決するにはどうすればいいのか
包括的に考えて取り組んでいく必要があります。

とはいっても、『言うは易く行うは難し』。
自宅において生活行為の課題を明らかにすることにも技術が必要とされます。
楢葉ときわ苑では訪問リハビリテーションサービスを提供しており、
自宅にリハビリテーションの専門家である
私たち作業療法士や理学療法士が伺ったうえで
生活の課題を明らかにし、
その課題を一緒に解決するために練習を組み立てたり、環境を整えるなど
サッカーでいうところのコーチの役割を果たします。

在宅生活にお困りで、訪問リハビリテーションのご用命がありましたら、
お気軽に楢葉ときわ苑までお問い合わせください。

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介護老人保健施設 仮設楢葉ときわ苑

介護老人保健施設 仮設楢葉ときわ苑

福島県いわき市内郷

☎0246-27-1117

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