ときわ会常磐病院では、2012年8月に手術支援ロボット「ダヴィンチ」を導入し、泌尿器科領域において450例を超える手術を行っております。 この度、2017年9月より婦人科領域でのダヴィンチ手術も開始しました。
米国で開発された手術支援ロボット「ダヴィンチ(Intuitive Sugical社)」は、機械を操作する操縦席「サージョンコンソール」と、4本のロボットアームが付いた「ペイシェントカート」、3Dハイビジョン映像を映し出す「ビジョンカート」と呼ばれるモニター部分に分かれています。
医師(術者)が、サージョンコンソールのモニター内に、鮮明に拡大された3D画像を見ながら、手元のコントローラで、患者さんに設置された「ペイシェントカート」の内視鏡、メス、鉗子などのついた4本のロボットアームを遠隔操作し手術を行います。
ダヴィンチの特長は、手ぶれがなく、精密な操作が可能、腹腔鏡手術と同様に切開部が小さく、傷跡や出血量も最小限に抑えられ、術後の早期回復、入院期間の短縮にも繋がるなど患者さんの体への負担も少ない低侵襲手術が可能、という点が挙げられます。長所が多いという点から、近年、我が国でも急速に普及しています。
お問い合わせの際は、「婦人科外来、ダヴィンチ手術について」とお申し付けください。
TEL:0246-81-5522(代表)